SYNODOSを解約しました
5年前のブログの振り返りませんかメールが届いて思い出した。
5年前にシノドスに登録したが昨年解約した。
その間シノドスは成長し、社会的認知も少しされるようになった。
その結果萩上チキの不倫も大きく報道されもした。
解約したのは不倫騒動ではなく、マイノリティへのアプローチ情報ばかりで面白く感じなくなったことにある。
当初は自分が知ることのなかったことを知る喜びがあった。
しかしマイノリティへのアプローチ情報は存在を浮かび上がらせたとしても改善したりするにはさらに多くの時間を必要とする。
社会の課題はあまりにも多く浮かび上がらせた情報を水面から引き剥がし、天空へ昇華させるには時間と継続性が必要である。
そのため何回も同じような話題が出てきてマンネリ化している。
またリベラル雑誌なので基本スタンスは相手の善意を求める結論になりがちだ。
よってマイノリティが虐げられた現状を改善したいけどできない結果が残る。
腑に落ちない感情が渦巻いた。
リベラル雑誌の論調も上から目線を感じる。
こんなこと知っている私すごいでしょうという自慢のようなものが行間にあるだけではなく、このマイノリティに同情しないと人にあらずといった感じだ。
著者は当然取り上げたからには解決したいと思ったりして書いている。
とはいえ読者の中には違う考えを持つ人もいる。
多様性を謳いながらもリベラルという枠組みを超えることが出来なかったのが解約した理由の一つでもあった。
とはいえ超えることを目指していなかったのなら読者は頭打ちし、雑誌として衰退するような気がする。