私は誰かの知識によってできている

自分の知識は誰かの知識や情報の集積体に過ぎず、そこに個はあるのだろうか?っという体でダラダラ書く

仕事で必要なこと

自分が仕事をしていて思ったことをラクガキしてみます。

  • 仕事は命を賭けてするほどのことでもない

命あっての物種

  • 駄目な上司に当たって精神的に本当に耐えられなくなれば辞めればいい

自殺するほど大事な仕事はない。

ある程度耐えることは必要ではあるが、限度はある。

耐えられないなら辞めればいい。

  • その人にしかできない仕事はない

 かわりはいくらでもいるし、自分だけしかできないという思い込みは多くの人を苦しめるだけで生産性はない。

そもそも現代社会で大量生産され、効率性を上げることを重視する社会で仕事だけその人だけしかできないというのは矛盾している。

仕事は優劣はあれど誰にでもできること。

  • 仕事では一人の指示を出す人と多くの手を動かす人によって成り立っている

 指揮官が手を動かせば全体を統括する人がいなくなり、組織は崩壊する。

ぼけっと周りを見る人がいるからこそ細部まで手が届くようになる。

  • 苦手なことをは最優先で人に任せる

 マルチラウンダーは便利ではあるが、その便利性ゆえ消耗が激しくなる。

うつ病とかなる人は器用貧乏が多い気がする。

苦手なことは得意な人に振ったほうが効率的ではある。

  • 仕事の多くは人に振り、残った仕事は自分ですればよい

 苦手なことが残ったら自分でやるしかない。

その場合効率性は捨て、必要なコストとして割り切ることが必要。

  • 休みの前日は問題が発生しやすい

仕事量は休みの前には減らしておくことが必要。

なぜなら仕事で考慮していないことなどが噴出するのはだいたい喜ばしいことの前に起こるからだ。

  • 仕事は出てきたらすぐにやる

後に残しておくとストレスの原因となる。

悩むより多少のコストがかかっても先にやったほうが精神的にも楽になる。

残しておくとどんどん膨れ上がってくる汚物のようなものだから早急に始末すると思うこと。

  • 効率性にも階層があることを知る

仕事での効率性について語る場合、技術的なことばかりに目が行くがそれだけではなく順序を組み替えたり、お客さんと交渉すれば仕事が減ったり、効率的になることもある。

大事なことは仕事の肝を見極めること。

  • 必要最低限は何かを知ること

納期が迫っていたりして仕事としての完成度が低くなるが、お客様に対して需要が満たせるラインを把握しておくこと。

仕事での順序は最低ラインを満たしてから完成度を上げたほうがうまくいく。

  • 終わらない仕事はない

どんな問題でも終わらないことはない。

どんな結果であってもリミットは設定されている。

時間はかぎられているためその場で悪夢でも終わることを知っておけば楽にはなる。

 

近況報告

仕事で上司の無策の尻拭いをする日々で精神的に疲れ果てていまし

た。しかしもしかしたら人事異動で静岡から神奈川へ戻れることがきまりかかっています。

入社してから3年6ヶ月ほど地元から離れて生活してきて仕事の日々でした。同期の中では優秀な方という評価を頂き、プライベートではキャバ譲との色恋沙汰があった。自分の収入だけで生活をするという大変さを身を持って知りました上司が変わってから仕事での苦労が大幅に増え嫌になって仕事を辞めようかと考えていた時期だっただけに一つの区切りとなった。

今転勤にあたって身辺整理をしており、部屋の片付けを事前にしておいてよかったと思います。
区切りは仕事において新入社員から若手として頼られるようなキャリアを積んできたなかで、転勤で成功すればさらなる飛躍となる。
今は平社員でしかないが転勤すれば近いうにち役職につけるだろう
この区切りは人生における区切りでもある
一人で出来る趣味が多かったが横浜や新宿に近くなったことからネットでの交流を通じてリアルで会うことも可能になるかもしれない。また人口が多い地域なので恋愛が出来る可能性も上がるし、失敗をしたが自分に恋愛ができる可能性があるということがわかっただけでも大きな一歩だと思う。
転勤は今後の人生で定住し家庭を持つ可能性がある大きなチャンスとなる。
年齢的に推奨されるだけにより忙しくなるだろう

防災教育の最前線――「自ら考える」防災訓練の試みを読んで

防災教育の最前線――「自ら考える」防災訓練の試み / 秦康範 / 社会安全システム・災害情報 | SYNODOS -シノドス-

小中学校における防災訓練について現状の問題点についてよく書かれている。

日本人の危機管理能力の低下はこんなところから植えつけられていると読んで思った。

「おかし」という標語が先行し、実際起こったときに状況に応じた対応ができない現状が浮かび上がった。

特に驚いたのは「1階の遊び場で遊んでいたある学年の児童は、アラームを聞くや2階にある自分たちの教室に向かって駆けだした。階段を駆け上がっている頃に、ちょうど地震の揺れが到達した。」という話だ。

防災訓練ではまず机の下に隠れるというところから始まり、校庭に集まり評価を受けるという手順になっているためこのようなことが起こるのだ。

手順に従っていれば安全であるという教え方をしているため想定外の事態になった場合の対処ができないのだ。

安全に対する意識の低下、さまざまなことに対して普段から想像し想定するような考え方を身につけられていない子供が増えていることの表れでもある。

こういった教育は普段の学習では得ることができない類のものである。

防災訓練など特別なカリキュラムの中で得れることはたくさんある。

そういった機会を存分に子供に与えるためにも外部から教育に携わっていく方が多くなることが望まれると思った。

書評 加藤朗著『現代戦争論ーポストモダンの紛争LIC』

冷戦後期から急増しいまだ隆盛を誇っているテロリズムについて書かれた入門書である。

本書では低強度紛争=LICとして米国を中心としたLIC対策の歴史をみつつ、対策とその限界をわかりやすく解説している。

情報分析と整理、情報のアウトプットが優れており1993年に出版されたが、現在でも入門書として通用する。

今は政府に叩かれ、地下暮らしをしているイスラム同胞団についても言葉だけではあるが登場してくる。

同胞団がエジプトで政権をとったとき、情報として過激なテロリスト集団の一面も持ち合わせていることが報道されたが、本書でもしっかりと踏まえられている。

特に気になった言葉が第七章にある「低強度紛争会議」で発言したシュルツ国務長官の「皮肉にもこうした新しい、とらえどころのない挑戦(引用者注・LICのこと)が広がったのは、一部にはわれわれが核や通常戦争の抑止に成功したからである」という言葉。

この言葉からアメリカの超大国としての軍事力、核攻撃能力の自信がでている。

しかし現在中国のパワーが増大していることと、アメリカの中東政策の幾たびの失敗により不安定な国際情勢が出現しつつあるという風にも解釈できる。

入門書として最適な本ではあるが、あらかじめWW2以降の世界の流れを少し理解していないとついていくのは大変である

また終章新世界秩序に向けての章では著者は地球市民意識を養うことと地球統治機構の創設等を提言して終わってしまう。

正直対策を練りすぎて頭が宇宙に飛んでしまった感を最後味わうことになるが現在のテロ対策等について気になる方は一読をお勧めする。

寄付について

イケダハヤトさんの検索広告で命を救う「OVA」がNPO法人化!ぼくも10,000円寄付したよ! : まだ東京で消耗してるの?を見て少ないが毎月1000円寄付をすることにした。

 

今まで生きてきた中で寄付というものをしたことが数えるほどしかない。

しかも金額は合計しても1000円いっていない。

単純に何故自分のお金を人様にくれてやらねばならないのかと思っていたからだ。

自分の家は決して裕福ではなく貧乏なほうなので税金をしっかり払っていればそれ以上は人様に渡す必要はないし、渡している人をみると金銭的に余裕がある人なんだなぁと思っているくらいだった。

それは社会人になっても変化することがなかった。

自分で働いて得たお金を見ず知らずの人に渡すほどの余裕はないとといういつもの理屈でいた。

 

ここ一年くらい前からネットでよく政府が手の届きにくいが必要とされているサービスを求めている人やそれに対してNGOがさまざまなアプローチによって支援していることを目にするようになった。

目にするからといっても自分はNGOで働いている方を偽善者や他者の賞賛を得ることで自己を肥大化させている人だと勝手に思っていた。

働いている方に対して失礼なことであることは承知してはいるが生きてきた教訓の一つに「他者の善意には裏がある」という考えから上記のようなことを思っていた。

この教訓自体は今でも生きており非対象性の交換によって善意は行われていると思っている。

すなわち親切をされる側はサービスの恩恵を受けるが、親切をする側も感謝や他者に認められることで自己を肯定されるような感覚を得ることによって交換が成立しているという考え方である。

話がズレたが政府が支援しきれないという情報を眺めているうちに他人事ではないなと少しずつ思ってきた。

訳は単純で仕事を続けるかとか将来をどうするかとか希望が持てないときなどいくらでも人生を外れてしまうきっかけが日常にあることを感じた。

今回はOVAという自殺等の関連する検索をすると広告欄にゲートキーパーのホットラインを表示させるものである。

効率性と自殺を水際で食い止める方法としては上策である。

以前テレビの特集で自殺するために森に来た人に対して元気付ける働きかけをするボランティアを見ていたが、自殺する人に必要なのは元気ではなく、寄り添い共に歩めるような関係を構築することが自殺抑制になると思った。

いつ自分が自殺をする側に回るかわからない現状、『APOLLON』にて先進国の自殺率が高いのはバイタリティが低いからではないかのエントリーにもあるように自分のバイタリティは低いほうなので戒めの意味もこめて寄付をすることにした。

寄付はその場だけではなく継続性が必要だと思う。

今後も寄付はこれ以外する気はないが、何かいいと思えることがあればするというスタンスでいくつもりです。

まぁ24時間テレビで寄付をする人をみると馬鹿だなぁと思う。

太平洋戦争の原因

毎年8月15日前にはにぎやかになる。

その中で太平洋戦争はいったい誰が原因なのかということでもめる。

ルーズベルト東条英機天皇や国民、軍部などいろいろでてくる。

だがリアイズム的に考えれば「仕掛けられたほうが悪い」で終わる話だ。

さすがに具合が悪いのでもう少し戦争と平和について考える。

平和は尊いものであり、戦争は悪だということを述べる方がいる。

平和は尊いということは平和には希少性があり、めったに訪れないということだ。

だとするならば当然平和というものは戦間期に過ぎないということになる。

戦争が通常であれば平和は尊いということとなるからだ。

また善悪の問題は戦争では両者が述べるものであり、立場によって正義は異なるのは戦争では常である。

現在でみればイスラム圏での正義は国や宗派によって異なるものであるし日本人にしてみれば女性に対する扱いなど彼らからは常識や正しいと思えることに対して嫌悪感や反発を覚えることもある。

このことを踏まえ戦争の原因について考える。

 

戦争とはクラウゼビッツ曰く『相手に自らの意思を強要すること』と定義ずけている。

また戦争は政治や外交の下におかれるものであり、戦争後の交渉によって政治的要求を相手に強要しようとするものである。

日米が戦う前提として通常の戦争とは違うものであることを初めに認識しておく必要がある。

そもそも日本は欧米と開戦して勝てるわけないと思っていたにもかかわらず戦わざるおえなかった。

その原因はアメリカからハル・ノートを突きつけられたから開戦したという話を少し学んだものは持ち出してくる。

アメリカが日本と戦いたがっていたという話は当時の世界情勢においてアメリカがナチスドイツとの参戦に国内世論が批判的であり、ルーズベルト政権内部において日本との開戦によってドイツ参戦を促すという意見があった。

だが実際日本は三国同盟を締結してはいたがそこには参戦事項はなく、日米戦が起こってもドイツは参戦するかは未定であった。

いわば一種の賭けのようなものであり、結果アメリカは対独参戦できたわけである。

アメリカにしてみれば必要事項を満たすために付属としてついてきたものに過ぎないのだ。

320万の犠牲も2発の原爆も日本中の主要都市が灰燼に帰したのもすべてアメリカが対独参戦をするための付属品である。

WW1のとき、アメリカはドイツの無制限潜水艦作戦によりアメリカ商船が撃沈されたことによって参戦した。

いまだにいわれることが少ないが太平洋戦争の原因を挙げるとすれば日本の外交の失敗、この一点に尽きる。

ドイツが破竹の快進撃を繰り広げているところに漁夫の利を得ようとして同盟締結を持ち込みアメリカと交渉材料にしようという判断自体が間違っていた。

 

三国同盟締結には当時日本が中国を巡って蒋介石を支援していたアメリカとの関係悪化とも関連があった。

日本はアメリカに対して譲歩し蒋介石に対する支援停止と日本に対する支援をするかわりに中国に対する門戸開放を確約することで対中戦を優位に運ぶことができると思う。

このことに批判的な方もいるだろう。

血を流したのは自分たちなのになぜ金だけを出した連中にも分け前を出す必要があるのかと。

しかし日露戦争では存亡をかけた戦いであり英米に支援された日本が必死になって戦っていた。

日中戦争も日本の対中戦略を中国側に飲ませるために存亡をかけて戦った戦いである。

ならば蒋介石を支援しているアメリカとの分断を図るのは当然である。

ミリオタの中にはドイツ好きが多いためよく隠されるが、蒋介石を支援していたのはアメリカだけではなくドイツも含まれている。

ドイツは蒋介石に対して軍事顧問団や多数の武器を支援しており、上海に日本軍が強襲上陸をかけたときはドイツ軍人のハンス・フォン・ゼークトの構築した通称ゼークトラインに苦戦した。

アメリカを批判するなら三国同盟などもっての外である。

国際社会は国益によって動いている。

戦争に勝ちたいのなら相手の国益と自国の国益を両方満たすような外交が求められる。

太平洋戦争をもし回避する方法があるのなら日中戦争の早期解決と域内における経済圏の確保、アメリカやイギリスに対する経済障壁の段階的撤廃の推進が挙げられる。

まぁ戦後にドイツと同じように自国のすばらしさをひたすら喧伝していたソビエト北朝鮮に熱を上げていた人たちがいるのだから日本は成長していないなぁと思う。

イラク崩壊の危機

『モースル・ダム破壊は数百万人の死者を生む危険性がある』中東TODAYの記事で米軍がオバマ大統領の命を受け、イラクに展開しているISISに対して空爆を実施しているとう記事だ。

もともとの話はイラクで突如として現れたISISが各地のイラク軍を退却に追い込みながら進撃し続け、一時期バグダット60キロ地点まで進出してきた。

その後イランの革命防衛軍の部隊がイラク救援のためバグダッド入りし、米軍もイラクに対して物資等の援助をしている。

中東で長年敵対し続けてきたイランとアメリカが共闘するという展開が起こっている。

その結果戦況はこう着状態に陥っている中でのこの話だ。

全ての原因は発足したばかりのイラク軍の士気が低いことにある。

アメリカ将校団によって訓練を受けたが、発足当時より懸念されていた士気の低さがISISとの戦闘で露呈した形となった。

またISISの装備も潤沢なものがあり、イラク軍に匹敵するという話だ。

最近の傾向としてテロリストの装備が向上し、正規軍とさほど変わらないこともあるくらいになっている組織も出現したことだ。

今までは装備等により質の圧倒的優位によってテロリストと対峙することができたが今では質の部分も均衡し始めてしまった。

ダムがISISによって占拠され、ダムが破壊された場合文字通りイラクは崩壊する。

アメリカはこの事態を阻止するために爆撃を行いなんとか押しとどめようとしている。

オバマの手法として軍事作戦は特殊部隊と爆撃により事態を改善しようとするところがある。

アメリカ世論がイラクに再出兵することに反対していることもオバマにとって爆撃を推し進める理由として挙げられる。

今のアメリカは中東で自国の兵士の血が流されることに敏感である。

第二のベトナム状態になったイラクでアメリカのできることは少ない。

爆撃の効果はどの程度あるのか不明ではあるが、爆撃だけで戦闘を終わらすことはできない。

最終的には陸軍を派遣しISISをイラクから駆逐しないかぎりこのような事態は何度も発生する。

アメリカは中東とのかかわりを再検討する必要がある。