喫煙について思うこと
私は喫煙者が好きではない。
はっきりいうと喫煙者の近くにいたくないし喫煙スペースから漂う汚染された空気を吸いたくない。
しかし世の中にある数多の「喫煙所」は店舗入口の横であったり、駅のような広い空間の一角を目隠ししただけだ。
非喫煙者との境界ができていないため、喫煙者が思う以上に非喫煙者は嫌な思いと健康被害を被っている。
調査によると人口に占める喫煙者数は減少傾向にあるものの2割はいる。
喫煙率 男女合わせて16.7% 調査開始以降最低に | NHKニュース
COVID-19によって彼らはより狭い思いをしている。
各地の喫煙所閉鎖により吸うことのできるスペースが減少した。
その結果閉鎖した喫煙所の近くで吸ったり、路上喫煙しながら移動する人が悪目立ちしている。
COVID-19によって喫煙行為自体が危険行為となっているためだ。
喫煙するためにマスクを外す必要があるし、喫煙所は狭いことが多いため密集しやすい。
何より喫煙の臭いが周囲に舞うことで臭いを感じるイコールはいた空気を吸ったということになる。
COVID-19で報道されていた中にはマスクなし同士がすれ違っただけで発症したということもありマスクの有無には敏感となっている。
また副流煙や三次喫煙といった健康被害が人口に膾炙したことで喫煙に対する目は厳しさを増す一方である。
喫煙自体が時代に合わなくなっており、喫煙行為による経済損失と社会インフラに対する負荷すら許容できない位貧しくなったとも言える。
彼らが生き残るためには排気もきちんと考えられた喫煙所が増えることが望ましい。しかし厚生労働省から改正健康増進法により規制が強化されたため改修工事にかかる金額が大きく喫煙所閉鎖が相次いでいる。
喫煙所に収容しきるためには人口の2割はまだ多いのかもしれない。