日本の戦争観について思うこと
毎年恒例となっている半月だけの戦争は良くない週間が開催された。
例年とは少し違いがあるとすれば1億総懺悔ばかりではなく、客観的に太平洋戦争について考えようという意見が散見された。
しかし極東情勢は75年前の戦争の反省よりも次に起こりうる米中戦争に焦点が当たっている。
正直なところよく75年も飽きもせずに何の生産性もない形ばかりの反省をしてきたと思う。
私は不幸な人間なのと憐憫を誘う仕草を見せているだけだから二週間の反省期間だけ特集を組んでメディアで喧伝しているのだ。
前回の戦争は全世界を相手に戦い米国以外とはいい戦いをしていた。
米国というリアルチートに4年もよく持ちこたえたというのが正直な感想である。
人によっては戦争犯罪等の不幸な出来事について考える人もいるだろう。
だが75年も考えて成果物がないのだから100年だろうが200年も同じことを考えているだろう。
この負の連鎖を断ち切るには次の戦争で勝利するしかない。
勝てば過去の清算もでき未来も主体的に外交ができるようになる。
また世界は日本の自己憐憫に付き合っている暇はなくダイナミックに情勢が変化している。
ここ20年ほどの外交政策如何によっては尖閣諸島や台湾を巡って当事者として戦う可能性も十分にある。
過去の戦争を反省したり、教訓を得ることは大事だ。
しかし過去の戦争を持ち出し、今日の防衛政策の議論を放棄することは許されない。
どういう形であれ軍民合わせて300万人以上が戦死し残したこの国を守っていくことが遺されたものの責務なのだから。