私は誰かの知識によってできている

自分の知識は誰かの知識や情報の集積体に過ぎず、そこに個はあるのだろうか?っという体でダラダラ書く

後悔

昨日帰省のため相鉄線に乗っていた。

快速急行にのったのだが行き先を見ずに乗ったため、終点の湘南台へ行ってしまった。

湘南台から海老名へ行くため小田急線に乗り換えた。

ドア横に陣取り本を読んでいると対面に綺麗な女性が外を見ているのに気がついた。

初めは綺麗だな位だったのだが、よく見ると好みのタイプだったのだ!

一見そっけない感じだが、優しい感じの人。

意識し始めるととまらない。

チラチラ見ていると、相手も気付いようで声をかけてくれオーラが出ているように感じた。

なんかストーカー気質があるような書き方だが、相手に事がわからない以上主観で感じたことを書くしかない。

乗り換えのため相模大野で降りようとするとその女性も一緒に降りる。

降りる直前女性がこちらをチラッと見た気がした。

声かけろってこと!?

動揺しているとホームに電車が滑り込み扉が開く。

階段を上がる前女性が前に出てくる。

上がったら声かけようと思ったら、バックメチャ重い!

キャリーバックに入っているPS4とパソコン類が邪魔をする。

女性のことしか意識がなかったためヒイヒイ思いながらモタモタ階段を上がる。

しかも急なことでここ数ヶ月の疲れが一気に押し寄せる。

階段を上がると女性がゆっくり歩いている。

だが階段を上がる行為で参ってしまう。

結局見送ることしかできなかった。

乗り換え車内で後悔に打ちひしがれる。

声かけたからうまく行くわけないのだが、問題なのはチャンスと思ったときに足かせのために行動できなかったことだ。

キャリーバックなんか捨てればよかったのだ!

貴重品ではあるが一瞬のチャンスに比べれば高価なものではない。

それにおいて走れば追いつけるし、そんな大きいものを盗む人もいない。

なにより声掛けは一瞬で決着がつくのだから問題ないのだ。

チャンスを得るため捨てる必要があれば捨てる覚悟が必要だったのだ。

躊躇したためチャンスを逃した。

思えばいつもそうな気がする。

躊躇してチャンスを逃すことが多い。

仕事の疲れもあった。

思えば仕事と家の往復で彼女作る余裕すらない。

もうこの仕事は辞め時かもしれない。

会えないことがわかっているが、相模大野で同じ時間に合わせ待ってみる。

覆水盆に返らずとはよく言ったものだ。