童貞について
なぜ「童貞」を笑いのネタにしてはいけないのか?|アメリカはいつも夢見ている|渡辺由佳里|cakes(ケイクス)
童貞の無価値観は男女問わず世の中にあふれている。
それが不細工で金もなく30過ぎると悲惨である。
40超えるときっと「なんで生きているの」と言われるだろう。
ようは女性との楽しい時間を過ごすことができない人は種としての存在意義がないと思われる。
他の人は知らないが別に好きでなったわけでもない。
接する機会もなく、あっても嫌な思いしかしなかったらそうなっただけだ。
だがそんなことは人種には関係ない。
身から出るモテないオーラは覆したがい。
一度誰かに受け入れられば解決するのだろうが、経験がないため誰もが近寄ってこない。
男ならば女の一人くらい捕まえるのが当然という価値観が蔓延している。
男女問わずそういう考えなのだからセクハラやレイプが減らないのは当然だと思う。
人種ではない「根性が腐ったなにか」にしてみれば同情もできない。
そういう男を見抜けなかった人種がドツボにハマっただけとしか思えない。
そう言ったところでそれ以外である自分が救われるわけでもないけど。
会社をやめて起こった身体の変化
有給をとってから3週間位となった。
最初は有給であるにも関わらず仕事をしたり、引っ越しの片付けを行っていた。
やっと3週目になってゆっくりできるようになった。
そうしたら急に脳みそが動き始めた。
今まで硬直していたものが少しずつ柔らかくなった。
ストレス等による身体の防御反応が解除されつつあるのを感じる。
そうしたらいろんなことが頭から湧いてくるようになる。
そして最大の改善は他者の気持ちを汲み取ることが以前よりできている。
人との関わりは仕事のときはストレスでしかなかった。
人と関わると問題ばかりが起きるように感じたためだ。
トラブルは人が運んでくるという表現が当てはまる。
店員に冷たくすることも少なくなり、時には配慮するようになった。
人間らしさが戻ってきたとひしひしと感じる。
不思議なものでこういった心理状態になったため女性との縁もいくつかあった。
また視界が広くなった。
以前は正面しか見ていなかったものが今は横や上下を見れるように感じる。
暗闇から明るいところへ出たような感覚だ。
以前あった自律神経の異常による胸部の痛みがほとんど消えた。
一時期一日5回位飲んでいた求心は数日に一回程度になっている。
あいもかわらず女性とあったりするような心理的負荷がかかると求心は欲しくなる。
とはいえこれは後遺症のようなもので時期にもう少し改善すると思う。
心理的なゆとりができたおかげで人間らしさを取り戻しつつある。
次の会社ではこういったことが起きないように自分をいたわることを痛感する。
ニコニコ動画の失敗と改善
ニコニコ動画(く)の批判が多くの人によってなされた。
お通夜のような発表会、見ていた古参ニコ厨による嘆きと諦め、過去の良き思い出が崩れていく感覚、怨嗟が渦巻いていた。
その後ツイッターによる経営陣のフォローが始まり、ついに川上会長が新規事業にのみ専念するという話になり、緊急で交流会が設けられた。
一連の流れをみていてもはや経営という体をなしていないお粗末極まる対応であった。
すべてが場当たりであり、大幅遅延させたにもかかわらず大々的に小細工を発表するという無能ぶりをさらけ出した。
あの程度で本当にユーザーの賞賛を得れると思っているのならば、脳は花畑となっている。
本来ならば経営陣は今までの失敗の責任を取り、退陣するのが道理である。
親会社は角川であるためどう考えているかは不明である。
しかし自分が角川の人間であれば自社のイメージを失墜させ、優良コンテンツをゴミに変えた経営陣の責任を追求する。
批判をしていても仕方がないので別の視点から話をすすめる。
今回の根本原因はドワンゴという会社が自社のイメージを掴みきれていないことに起因している。
もともと動画にコメントをつけることでユーザー同士のつながりから始まった。
会社はそのプラットホームを提供していたに過ぎない。
根本においてユーザーはこの理念に共感したから有料会員にもなり、ニコニコを使ってきた。
しかしドワンゴはそれだけでは経営の行き詰まりを懸念した。
もともとオタクのような連中が集まってできたものであるため市場の狭さがネックとなる。
特に月額会員制のため集客を増やさない限り成長が望めない。
好意的に考えるならば超会議といったものや一連のドワンゴの活動は新しいブランドを立ち上げることにほかならない。
ドワンゴはGoogleのようにすべてをインターネット上で検索できるようにするという明確なビジョンを立ち上げることを放棄したのだ。
無能な経営によくあるのは部下が作ったグラフや会員数をひたすら積み上げることに終止することだ。
これは数字という戦略レベルでは最下層のものである。
数字を追い求めるために新規事業や試みを行うことは経営をしているという錯覚を与える。
努力していることに愉悦を覚えるためだ。
だが悲しいかな世の中は努力を評価してくれないのだ。
ブランド構築には長い年月と不断の努力を強いられる。
明確な数値があるわけでもなく、ときとして身銭を切ることが必要となる。
ブランドというものは信頼を得る行為と重なる部分が多い。
問われるのは器量なのだ。
しかしドワンゴはこれを拒否した。
ひたすら新しいことだけを追い求め直近の数字を積み上げることに終止した。
その結果が中年三人が公衆の面前で自らの醜態をさらけ出す結果となった。
一度墜落したイメージを挽回するにはブランド構築よりも前途多難である。
ユーザーは泥舟から逃げ出し他のサイトの利点をみいだす。
一度愛着がわけばそこにいつくようになる。
どんなにドワンゴのいい情報が入ってきても過去の醜態が脳裏を横切りその情報を無視しようとする。
動画の画質やサーバーが急に良くなったとしてもユーザーは評価しない。
なぜならドワンゴという会社が自社ブランドを毀損させたためユーザーは信頼しない。
それに他サイト並になったとしてそれはスタートラインに立ったというだけなのだ。
私が提言できることは唯一経営陣の総入れ替えとブランドの確立を図ることだ。
これをなさない限りユーザーは減少するだけで過去の栄光だけが残る。
黎明期にニコニコ動画がありましたという名誉だけが残る。
角川含めてどう考えているかは不明だが早急に執り行う必要がある。
#metooに関する不謹慎な考え
#metooという話が日本でも広まっておりこの事自体はいいことだと思う。
権力を使った暴力はどうであれ醜く抵抗が難しい類のものだ。
このことによって健全な社会が構築されれば幸いである。
しかしものすごく不謹慎なことを思った。
それはこういった男女のいざこざは最高のゴシップ記事のような効力を発揮するということだ。
週刊誌やテレビは不倫法道等男女の話題をあげると視聴率があがることがわかっている。
今回のことは正義感をくすぐられ、権力に対する抵抗、権利の獲得、性に関するセンシティブな内容と話題に事欠かない。
皮肉なことにこういった普段は抑えられている内容がこういった場では効果を発揮する。
このことはいかに現代社会が潔癖であるかということの現れでもある。
またその潔癖さ故に多くの人がなきをみているかということの現れでもある。
会社における戦略階層の違いによる意識の差
退職するにあたり様々な人と話すことになった。
ようはお世話になりましたをしていた。
そこでいろんな反応を得た。
戦略階層が低い人は今の会社が潰れない(安定性)や会社を退職することを辛いことから逃げているという批判のこもったアドバイスをする。
しかし階層がある程度の人は会社の中堅社員が退職することによる技術レベルの低下や後輩を育てることに対する危機感を持っていた。
さらに階層が高い人は今後さらに退職者が出て来る可能性を指摘し、会社として人材の補充やケアといった経営資源に言及していた。
皮肉なことにこういった階層が高い人というのは会社での役職が低い人に多い。
それは若手社員が多く、支店長以上での指摘をした人は極めて少ない。
またそういった役職者は指摘をするが経営陣への反映がなされないことを骨身にしみているため諦めのことばが終わりにつく。
日本の経営陣につく人はよほどのことでない限りその会社に新卒で入ってきた叩き上げである。
そういった人は社内で泊がついており、部下にも納得させやすい。
しかし経営陣は本来戦略の階層レベルでは高い思考をする人がなるものだ。
これは叩き上げでできるものではない。
一般的にいう嗅覚が備わっている人がなるのが望ましい。
これはセンスを磨く教育が必要であり、社内業務をいかに効率的に行うかということとは別義なのだ。
経営者に同族が多いのは幼少期から経営者の立場となって様々なものをみていることによりセンスが磨かれているためだ。
言ってしまえば様々なものに対する嗅覚が備わっていない人は経営陣にいることは会社にとって最大の不幸である。
経営の失敗は業務改善によって覆すことができないたぐいのものだ。
こういった責任があるため経営陣には多くの給与が払われている。
しかし日本の企業の多くは年功序列の風習が抜けきれず、長年いた社員に役職をつけ一律で上に上げてしまう。
これはどんなに部下が努力や改善をしようとも上のミスにより全てが無にきすることになる。
戦略レベルの失敗は戦術では補えないという格言は覆すことができないのだ。
結婚産業のなにが問題?
結婚産業のなにが問題なのかとネットで少し調べたら下記内容のものが出てきた。
「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書」という経済産業省が書いた報告書である。
結論から言うと現状政府の提言書に則り、CMSマークの導入とテレビ等のCM放映によるポジティブイメージの構築は図られている。
しかしライフデザインやライフコンサルティング的な機能を果たす横断的なサービス構築までには至っていない。
特に利用者が感じているマッチングの悪さや成婚率が10%とも言われている現状に対して既存のサービスでは適合できていないことがわかっているはずだ。
プロフィールに書かれている内容をみれば当然上を望むのは当然と考えられる。
恋愛結婚では相手の年収等のスペックよりも相手との共感性や相性等非言語的な要素が重要視される。
結婚産業を変えるには世界観の再構築から始める必要がある。
まず出会いだけを追求する以前に、将来への展望や結婚へのイメージを形作るところから始める必要がある。
それには自分自身がどのような存在であるかや自分の特徴を捉えることが必要となる。
親戚や上司等が負っていた紹介機能の復活と産業化である。
ライフパートナーとしてよりそうようなサービスを展開できれば、就職や結婚等言ってしまえば車の購入相談までできるような関係が構築できる企業は発展できる。
個の多様化が進んだ現代において一律なサービス提供は難しい。
また友人等の減少が多くの人で見られているからこそこういったサービスは花が開く。
友人が多くいればこんなサービス使う必要もないのだが、恵まれなかった人にもチャンスを与える意味でもできてほしいサービスだと思う。
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/281883/www.meti.go.jp/press/20060502001/20060502001.htmlwarp.ndl.go.jp
下記内容は「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書」という経済産業省が書いた報告書である。
古い資料で平成16年であるが、委員には日本ブライダル事業振興協会やゼクシィといった名前も入っている。
少子高齢化対策としての婚活を推進する上で結婚産業の現状の問題と発展を促している報告書である。
内容は現状の未婚化・晩婚化の原因として5つ挙げられている。
- 出会いの機会の減少
- 結婚に対する意識の変化
- 結婚に対する価値観のミスマッチ
- 恋愛結婚の増加による親戚や上司による結婚相手を紹介する機能の低下
- 社会環境の変化に起因する未婚化・晩婚化の要因
また結婚相談業・サービス業・地方自治体の取り組みを紹介。
ブライダル産業の実態を俯瞰した。
そして結婚関連サービスの課題として3つ挙げられている。
- ニーズとサービス機能とのミスマッチ
「実態としては、その他にも多様なニーズがあることが明らかとなっており、求められているもののそのサービス機能が提供されていない実態がある」
- サービス品質の確保・管理
これは「標準的な品質の確保・管理の難しさ、消費者からのサービス品質の客観的判断の難しさ」と「結婚情報サービスに関しては、一般に前金制の課金モデルをとっているケースが多く、中途解約に当たっての消費者との間での事案が発生しやすい。」また契約・解約に関する相談が増加していることも報告されている。
- ネガティブイメージの浸透
「入会希望者が過剰な期待をしすぎることなどとともに、結婚を目的としない、いわゆる「出会系サイト」12と混同されるなどの課題もある。さらに、周囲に知られることが恥ずかしい等の一般的なイメージにも悩みを抱えている」
そして業界発展のために下記3つの提言がなされた。
- ①独身層の「ライフデザイン」に対する高いニーズに応える、幅広い事業者との連携(横展開)②単なるマッチングだけではなくて個人の機能を引き出すライフコンサルティング的な機能も提供するサービス内容の高度化(縦展開)加えて、③それぞれの取組を有機的に連携させ、融合的・複合的なサービスを提供すること」
- サービスの信頼性や質の確保のため認証制度の導入(2つめのリンクマル適マーク(CMSマーク))
- 新たな社会的機能を担うに相応しい産業としてのイメージの構築
会社という呪縛
今の会社を今年中に退職となった。
原因は労働時間の不規則さや労働に対する責任の重さと中間管理職の疲れ等色々ある。
直接的な原因は元請の営業の方が過労死したことにある。
病気持ちであったが過労とストレスによって体調を崩されたことによる。
自分のやっていることで死人が出ることに戦慄したとともに将来も続けていけるとは思えないため転職した。
次の会社は来年に出社となり、今は有給消化中である。
そんな中でも会社から電話がかかってくる。
業務の引き継ぎのために一週間有給をとらず出社していたのだが引き継ぎは書面にて提出となった。
会社役員の決定が遅れたため有給と同時に発表とならざるおえなかった。
そのことで引き継ぎがダメだの有給を早く取りすぎだの言われた。
労働者の権利を平然と踏みにじり会社に全てを捧げろという姿勢に別の意味で戦慄した。
会社のために6年間働いてきた。
しかし労いの言葉もなく、あったのは今後大変になるという話ばかりだ。
それも経営陣には話を事前にしていた。
今後さらに会社を発展させるならば、教育システムの構築と上司のマネジメント研修が必須となり、今の業務形態では今後の社会情勢に適合できなくなる。
そんな話をしたが受け入れられることもなかった。
送別会は行われて一番世話になった元上司が労いの言葉をかけてくれたことは嬉しかった。
ボーナスも退職金も出た。
そして嫌がらせもなく、円満退社となっただけ他の人よりかは優遇されている。
とはいえサラリーマンがいかに会社中心で自分の価値観や人生を考えているかということを改めて目の当たりにした。
自分は仕事を趣味にしようとは思わない人間である。
やるからにはしっかりと責務は果たすが、同時に時間きっかりで仕事を終えてプライベートを満喫したいタイプだ。
そういうことが今の会社では不可能なので転職した。
しかし仕事を趣味としている人間は逃げているようにうつるらしく、次の会社では逃げないことも必要だと言われた。
上の人間はサラリーマンは出世をして稼ぐことが全てだと思っている。
だが自分のライフスタイルではごめんもうむる話だ。
100年時代の人生戦略という本を読んで世界が広がった。
程々の人生は負け組という風潮があるが、人生は自分のものなのだから気にする必要がないと思う。
できうることならばこういう考えをもった女性と結婚できればなと思う。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 作者: リンダ・グラットン,アンドリュー・スコット
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