女性婚活者に思うこと
婚活をしている中で思うことがある。
多くの女性が主体的な行動をとることがないことだ。
その結果男性は主体的に行動せざるを得なくなる。
そして同時にいつもよくわからないまま断られることが多くなる。
女性に主体性がないために、選ぶ権利はいつも女性側にある。
これは通常の恋愛においても同様である。
しかしながら婚活における女性の立場は通常とは異なる。
それは女性が多くの男性をサイトの中から任意に選び出すことが可能という点にある。
一般的な女性は狭い範囲の中で男性を選ぶしかない。
そしてまた選ばれた男性側にも狭い範囲での交友関係により、互いに別れることができない事情というものも発生する。
そのため好きであるが、同時に好きでもないけれども付き合えるという状態も発生する。
長く付き合っているうちに相手に対する情などが生まれ、別の意味での愛の形を生まれるのかもしれない。
また恋愛関係に至る過程で、相互に情報を得ることや思い出等を構築することができる。
しかし婚活における女性は相手の年収やルックスそして細かい点などいくつもの要素を比較検討することが可能となる。
前にいた男性と今の男性を比べたりより良い条件を選び出すということも可能となる 。
その結果女性自身は様々な男性と会っているうちに自らの価値観を高める傾向もある。
恋愛における男女が婚活市場において結ばれる可能性が非常に低いのもこのような点からもわかる。
一般的になんと女性に比べて 婚活における女性の年収やルックスに対する評価の価値観はおおよそ2倍から3倍になると言われている。
そのため多くの男女が些細な相違点によって結ばれることがないことが発生する。
しかし完全に一致するというものもまずない。
人間である以上相違があるのは当然である。
そしてデータと本人の差異が発生することをまた然り。
そのため恋愛に比べて余計に婚活における付き合うまでの工程、また結婚するまでの工程がいばらの道となるの必然となる。
恋愛工学というものがもてはやされている。
かつて批判はあったものの未だに多くの男性が恋愛工学に基づき女性を手に入れようとする傾向は否定できない。
なぜなら女性側が男女平等と言う社会一般における権利を主張しながら、恋愛においてはなぜか男性側に主導権を求める傾向があるからだ。
それは女性におけるロマンチズムの体現でもあり、同時に男性の欲望を満たすためのツールでもある。
恋愛においてきまった書式はない。
しかしながら多くの女性は付き合うことや結婚にすることに対して 男性からの告白を求めたり男性からのアプローチを求める傾向がある。
よく女性は城に例えられ、男性は兵士に例えられる。
落とされたことのない城に対する価値は高いが、城を落としたことのない男に対する価値は極めて低いものである。
男性側の気持ちは分からなくもない。
多くの女性に振られそして多くの女性から見向きもされない状況がある。
そこで恋愛工学を使うことになって女性を自らの犬は麻理コントロールできるという魅力は非常に大きいものである。
なぜなら女性多くの女性は男性からのアプローチを待っている状態なのである。
男性側のアプローチがゲットをすればしようと思う気持ちが強いほど、恋愛工学といったようなものに入りやすくなるのは必然である。
旧態依然とした恋愛日常においてこのような女性の価値観というものはマイナスでしかない。
男女平等の時代において女性からのアプローチをしないということは、自らの主体的な人生を歩もうという意思にかける。
同時に、女性の主体的な行動が阻害されることによって多様な価値観を生む土壌を阻害する。
そして恋愛における多様な価値観や主体性を失わせること それは貧弱化を意味する。
#MeTooなどに代表される女性における性被害に対して女性側主体的な行動をとっていないという恋愛市場における現状が 重なり合って 問題を深刻化させている。
女性がこれだけ社会性を持ち様々な業界に進出する状況において女性が自らにおいて 自らの人生を歩もうという意思がなければ、既存社会に巣を作っている男性の餌食となる。
固定化した恋愛の形にこだわるこだわり続けている。
それが少子化や女性に女性に対する 犯罪行為の元凶ではないのかと思う。