シノドス
戦争とはパラドックスの塊だ。
平和を唱えながら銃を握り、正義を叫ぼうが相手方にも同じような正義がある。
戦争をするような社会構造では大抵男根主義となる。
しかし男根は戦場に並べるものらしく、男が投げ出した大事なことを女性が行うというのは当時は異論もあるだろうが止む終えないことだった。
男は戦死してしまうため、戦争が終われば男女比率が変化するのは当然なのだ。
2つの世界大戦後、女性が社会で発言権を獲得するのは当然でもあった。
戦争中男しかできないと思われたことを女性ができることを証明したのだから。
そしてそのことを命じたのも男だが、戦後否定したのも男というのは面白いパラドックスである。