アムウェイについて思う
不労所得や夢実現といったワードが飛び交うのがアムウェイである。
アムウェイ独自の言葉がいろいろあるため胡散臭いと思う人が多い。
強引さや違法とも思える勧誘や購入斡旋によってマルチ商法やネズミ講とも言われている。
以前たまたま動画に上がってきたアムウェイ解説動画やイベントのスピーチをなんとなく見ていた。
共通していることは承認欲求の巣窟である。
自分はとにかく凄いということをアピールしたい。
働かずに豪華な暮らしをしている自分凄い!
年収こんなにある自分凄い!
仲間がこんなにいて自分を支えているのが凄い!
そんなことのオンパレードだ。
自分には到底できないようなことをしているのはたしかにすごいと思う。
とはいえ自分がやりたいかといえば違う。
上に行けば年に一回の海外旅行がタダで行けるとか、仲間と毎週のように集まってなんかやっているとか嫌になる。
結局の所アムウェイ商品の価格に上乗せされているに過ぎないのだ。
彼らには原価と利益という計算が成り立たない。
なぜなら原価はアムウェイが決めるからだ。
実際のところ原価を知る術はない。
提示されているのは商品価格に自分たちの取り分である%だけである。
結局のところ胴元が一番儲かるというのはどの業界でも同じである。
彼らは自らを勝ち組と思っているだろう。
しかしそんな彼らも利用されているだけの存在である。