高級品を持つことと人の器について思うこと
現代ホスト界の帝王 4000万のロールスロイス納車。「ROLAND-完全密着- vol.017」 [KG-PRODUCE]
4000万円というのは高額過ぎるが、高みを目指そうとしている人は共通して高いものを買う。
泊をつける意味合いや退路を断つということで買うのだ。
間違えて編集途中のを投稿したので追記します。
いいものを身につけると、理想像になれるという話がある。
背伸びして買ったものに自分がフィットするように動くということだ。
子供がなんでも背伸びしたがるのとかわらない理屈なので、結構真理をついていると思う。
人生のいくつもの地点で、成長をしなければならないといった要求をされる。
自分自身がそう思うこともあるし、周りから暗に要求されることもある。
その時手っ取り早く成長するには高額商品を身につけることだ。
とはいえただ買えばいいわけではない。
自分がこれだと思った商品でなければならない。
人から勧められたから買うのでは、その人に近づけても理想には到達できない。
商品を選ぶ際に理屈や機能を優先させる人がいる。
しかし理屈や機能は選んでから考えることだ。
高額商品は欠点があることが多い。
それは個性を出した代償でもある。
車で機能だけに限れば、中古車でことは足りる。
安全性や車で移動する事等値段と合わせれば軽自動車でもいい。
クラウンやレクサス、外国車を買う理由はない。
自分は昔スバルのレガシィB4に乗っていた。
新しい車がほしいと思っていたのと、大人になったらいい車に乗るという義務のようなものがあったから探していた。
トヨタや日産、アウディやアルファロメオ等いくつもサイトを巡って探していた。
スバルに行き着いたのは一通り探し終えてからだった。
スバルは国産車でもマイナーメーカーだ。
スバリストという名の変態共がこぞって乗っているのがスバルだ。
正直車を見るまでいいものはないと思っていた。
マイナーであるから車種も限られており、内装等も劣っていると考えていた。
しかしレガシィを見たときに衝撃が走った。
これがほしい!という強烈な感覚を味わった。
とはいえ定価400万円の代物なのでそう簡単にかうわけにもいかない。
スペック等他車種と見比べたりしたが、所詮は理由付けに過ぎなかった。
かくして変態共の仲間入りを果たしたわけだが、仕事にもやる気が入った。
車を維持するために3日間貫徹したり、様々な人間からなじられたりしても仕事をやめようとはあまり思わなかった。
なぜなら仕事をやめたら車を維持できなくなるからだ。
しかし転勤を期に事態が一変した。
駐車場が月2万円という高額な場所に住むこととなったため、車が維持できなくなった。
思えば転換点だったのだ。
車をとるか、仕事をとるか悩んだ。
とはいえ将来役職者になれるという道があった。
今の時代、将来像を描きにくくなったのにもかかわらず自分の前には将来像があった。
結局、車を手放した。
そして1年ほどたって仕事も手放してしまった。
転職して新しい仕事にもなれてきた。
とはいえレガシィのような高いものをもっていない。
そのため自分が小さくまとまっているような気がしてならない。
高いものを持てばおおきくなるわけではない。
だが、そういった気がするだけでも効果はある。
自分が本当にいいと思ったものは手放してはならないと思った。
今度手放すときは仕事を辞めてみようと思う。