私は誰かの知識によってできている

自分の知識は誰かの知識や情報の集積体に過ぎず、そこに個はあるのだろうか?っという体でダラダラ書く

サッカー日本対ポーランド戦から日本のサッカーについて思うこと

日本がボールを回し続けて選手交代を妨害、仕方なく座り込むポーランド選手、もう地獄絵図だったよなw : 大艦巨砲主義!

スポーツは好きではないので今回のサッカーも全く興味がなかった。

とはいえ今回の日本代表のレベルが以前より低下しているような話は入ってきた。

ポーランド戦で勝てばベスト16位という状況で日本は後方にてパスの連続だったらしい。

観客からブーイングがでている中試合終了とのことで今日まで色んな人が賛否を投げかけている。

以前から思っていたが、日本のサッカーは1位を取りに行く戦い方ではない。

点数をいちいち数えて狡猾に動き回っている連中が天下をとれるわけはない。

そもそも勝ちに行くという気概がない以上、今の日本の目標は1位ではないことは明白だと思う。

毎回試合のたびにコンスタントにベスト16位にはいる。

これが今の日本のサッカーの目標となっている。

後半の試合運びはベスト16位に入るという目標なら問題はない。

しかし将来的に1位になりたいと思うなら、積極的に動くことを求められる。

どんな相手でも正面からねじ伏せるくらいの力量がなければ日本は1位になることはない。

次はベルギー戦らしいが勝利は無理だろう。

目標を達成した日本は腑抜けているから負けるだろう。

 

毎回日本は自分たちのサッカーという謎の教義にこだわり続けている。

でかい口を叩く割にはベスト16位どまりで、ときたまベスト8位に入る程度である。

投入したコストに対するリターンが少なすぎるような気がする。

全国でサッカークラブが数多あり、そこから排出される数多の選手から選ばれたのが11人というのはどうなのとは思う。

レベルが低い選手が選出されるということは全体のレベルも低いことに他ならない。

サッカーの練習をどうしているのかは知らないが、全体のレベルを向上させない限りこれ以上の成長はないだろう。

サッカーに限って言えば田舎の中堅高校レベルのような精神状態ような気がする。

今の自分達の実力ではベスト16位程度だろうという目測で勝利を目指している。

絶対に1位にはなれないという諦めのような雰囲気を感じる。

まったく興味のない人間がみてもそうみえるのだから、知っている人たちは余計に感じることだろう。

1位を目指すこともしないような連中の試合を見て、一体何が面白いのか自分には理解できない。

 

どのスポーツにもいえることだが、所詮は娯楽でしかない。

観客を楽しませて、会場に足を運んでもらう。

またグッズを購入してもらって収益化している。

1位を目指すにしろ、16位を目指すにしろ娯楽である以上観客を楽しませることが第一である。

その上でより高みを目指すことが求められている。

そうでなければ多額の資金を投入して運営している必要がない。

1位になったからといってその団体や選手たちにはリターンがある。

しかし提供している企業は広告収入以上のメリットはない。

企業は提供を通じて、観客に楽しんでいただき企業の認知やプラスイメージを植え付ける効果を狙っている。

娯楽である以上選手や監督たちは観客に楽しんでもらうサッカーをすることが求められる。

それはボール回しの曲芸ではなく、ルールの中で勝利をどうどうと勝ち取る姿勢だと思う。

そういったひたむきな姿勢や態度が観客の心を掴む。

日本のスポーツ界全体にいえることだが、頑張ったから偉いという小学生のような理屈が平然と通る。

ベスト16位で敗退したとしても頑張ったから偉いという評価となる。

頑張ったは選手たちが感じることではあるが、偉いという評価は当たらない。

協賛企業や観客達は楽しみたいのだ。

「自分たちのサッカー」という教義の中身がぶれており、中身がないため毎回いいわけのようなことばかり言っているように聞こえる。

毎回のように課題と何かの成長というワードを入れてくる。

しかしプロの世界は勝ち以外は無に等しい世界である。

勝ちか負けかという厳しい世界に身を投じている以上、批判や指摘は常にある。

それが可愛そうだの努力しているという指摘はプロに失礼である。

これはスポーツだけではなく、一般企業で働いている人たちにもいえることだ。

結果を残さなければ企業は立ち行かなくなる。

成果を常に求められるのはどんな企業でもある。

スポーツだけが例外ではないということがわからないというのが、如何に閉塞したコミュニティであるかがわかる。

全体を俯瞰し勝利を求め続ける姿勢がない以上、見るだけ無駄なような気がする。