私は誰かの知識によってできている

自分の知識は誰かの知識や情報の集積体に過ぎず、そこに個はあるのだろうか?っという体でダラダラ書く

南北会談について思うこと

blog.livedoor.jp

南北会談が行われ、歴史的瞬間とか報道がされている。

北朝鮮情勢が新展開を見せていると色めき立っている。

とはいえ肝心なことは何も決まっていない。

この両国間の宣言事項については意味はない。

必要なことは中国とアメリカが北朝鮮とどのような交渉を行うかにすべてがかかっている。

韓国にこの件についての影響力はない。

それは日本も同一である。

北朝鮮にとっての脅威は軍事的圧力と経済制裁である。

しかし韓国も日本も両方の圧力をかける立場にない。

北朝鮮に対する影響力が少ないため現在蚊帳の外におかれているような状況にある。

だがそのことについては重要なことではない。

決定権はアメリカと中国にある。

どちらかが北朝鮮との交渉結果に不満であった場合、軍事侵攻や経済制裁の強化等の圧力を強めることにある。

そして意に沿わなかったとしても韓国と日本はその路線で進んでいくしかないのだ。

日本にとって大事な拉致被害者にしても核問題についても北朝鮮の体制が崩壊しない限り解決はないだろう。

日本にとって必要なのは軍事的圧力により言うことを聞かせる段階なのだ。

軍事的圧力による交渉によってのみ北朝鮮は話を聞く気になるだろう。

それ以外の方法では日本と北朝鮮との関係性から見ても影響を与えることができない。

軍事オプションを放棄した交渉というものは意味をなさないことが今回のことでもよくわかる。