お金持ちになるラインについて考える
近年さまざまなことが二極化していると言われている。
その中で顕著とされるものが年収の二極化だ。
多くの人はお金持ちだったらいいなと思い、それぞれの基準がある。
年収1000万とかポルシェを持っているとかさまざまな基準がある。
とはいえ実際は夢に見るだけで多くの人は実現できないこととして思っている。
実際お金持ちと呼ばれる人たちはある一定以上の収入があれば自動的にお金が貯まるようになるという錬金術がある。
例えば50億円の貯金があったとしたとする。
そうするとそもそも通常の預金預けにそもそもならない。
300万円以上預けると金利優遇サービスが多くの銀行ではある。
利息といういうような形で残高が増えていくことになる。
単純に優遇されたとして0.1%とすると500万円が何もしなくても一年間に手に入ることになる。
実際聞いた話で中規模の清掃会社の社長さんはその金利だけで息子を大学に通わせていた。
FXユーチューバーの刃さんを例にとる。
FX報告、ダウ大暴落&仮想通貨でマイナス5000万円になった。
彼は酷いときには5000万以上の含み損を抱え込んでいた。
とはいえ通常であればはるか下で文句なくロスカットとなる。
彼は5000万に耐えれるだけの証拠金を保有していたからこそ、この相場に耐えることができた。
お金持ちになる人となるにはある一定以上の収入、もくしは所得があればいいことになる。
錬金術が発動し、自分の労働力以外の部分でもお金を増やすことができる。
これが資本主義の大きな利点である。
逆に言えばある言って以上の年収や所得しかない人はどんどん削られていってお金が貯まらないということにもなる。
ビジネスパーソンでいえば累進課税によって600万円の年収と800万円の年収は手取りとしてはほぼ同等という話もある。
もちろん自営業等でも変化する。
実はお金持ちになるには単純に年収や所得をあげるだけではなれないのだ。
ビシネスパーソンを仮定してグラフを作ってみた。
グラフの縦軸を控除とし横軸を収入とするとグラフは所得となり、波を描くように右肩に上がる。
そして横に2本引っ張った線で赤いほうがお金持ちになるライン。
もう一つが生活にゆとりがあると実感するライン。
こうしてみると収入が単純に上昇しただけではお金持ちラインを突破できないことがわかる。
がむしゃらにただ働いて役職を上げても手取りが減ることもある。
それは役職者に聞いてみればわかることだ。
そのためお金持ちにラインに乗るためには生活にゆとりがあるラインからの動きが重要となる。
とくにグラフの山の中腹にいるときは注意が必要だ。
間違っても本業をもっと頑張ろうとか考えてはいけない。
苦労を背負っても控除額が増大するだけで手元にはほとんどのこらなくなるからだ。
また生活にゆとりがでることで出費が増大するラインともなる。
今まで手に入れられなかったものややりたいことができるようになるラインでもある。
そういう時には別の収入が必要となる。
会計上別の収入を儲けることで本業の収入から引かれる控除額を減らせる効果が得れるのがいい。
投資についてはNISA等の税制免除が受けれるので控除額にはかからない。
あまりいい例が浮かばない。
浮かんでいれば自分もお金持ちラインにイケルと思うが難しい。
いい例ではないが結婚というのも一つの策となる。
控除額が増大するかもしれない。
しかし家賃や食費、光熱水費等の共有化で全体コストの低減をはかることができる。
とはいえ子供という最強の金食い虫を生み出す苗床ともなるが…
こう考えるとやはビジネスパーソンがお金持ちになろうというのは無理がある。
安定を手にしつつなおかつお金持ちラインを突破するのは不可能ではない。
しかし楽な道はいくらでもあると思う。
自営業であれば複数の収入を得ることもできるし、なにより税制上優遇を受けることもできる。
また多くの購入物を経費扱いにできたり、節税対策も可能となる。
考えることに飽きてきたので締めよう。
お金を考えるのに一番大事なのは頭の使い方であると思う。