ワキガ製品広告の酷さに思う
突然だが自分はワキガである。
正確に言うと軽度のワキガである。
何故かといえば耳はいつも湿っているし、自分自身で体臭も臭いと感じる。
また下着をきちんと洗っていても脇のところの臭いがいつの間にか取れなくなっている。
周りの人は相当感じているのだと思う。
とはいえ自覚しているので対策としてアックスの制汗剤スプレーとロールオンタイプのドラッグストアで売っているようなものを使用している。
外出する際にはさらに脇汗パットも使用している。
スーツ等に臭いや汗が移らないような対策をしている。
さすがに面倒になってきたためワキガ対策用品がほしくなってきた。
ネットで検索するとろくでもないものが多い気がする。
実際に効果があるものもたくさんあると思われる。
だが広告合戦が激しすぎる。
大体の高価な商品は独自のサイトのみで販売しているものが多い。
写真を多く使い、いかに効果があるかを喧伝し、内容が薄いようなサイトや魅せ方を自分では楽天方式と呼んでいる。
実に醜く、本当に何がいいのかわからない。
これはいいんじゃないかという程度しかわからない。
また別のサイトではこの製品だけはやめたほうがいいという対抗企業よるアンチマーケティングも行われている。
実際に使ってみたという消費者の目線からこれはいかにわるいかということを羅列している。
最後にいい商品として自社製品をおすすめしている。
本当に善意で書いた人もいるのかもしれない。
とはいえ多くのものが企業が作ったものやアフィ物乞いによるサイトだらけだ。
そのせいで消費者側は非常にわかりにくい。
こういった商品はなぜかアマゾンにはでてこない。
あったとしても評価レビューは荒らされている。
一ヶ月使用して5000円から1万円をこす製品もある。
なによりも独自のサイトを使用して販売しているに過ぎず、実際に価格競争にさらされているような商品ではない。
販売業者が設定している価格に過ぎず、実際に市場競争にさらされていない以上妥当性を検証できない。
ワキガ対策にとどまらず育毛製品とかでも発生している。
医療系に近い業界では往々にして起こっているような気がする。
泥の投げ合いが横行しているせいで消費者側に本当の情報が伝わりにくくなる。
そしてgoogleの検索対策をしているせいで余計に伝わりにくくなっている。
結果今のところ自分はこのままでいいかと思っている。
策略に乗るような気がして嫌になってしまう。