私は誰かの知識によってできている

自分の知識は誰かの知識や情報の集積体に過ぎず、そこに個はあるのだろうか?っという体でダラダラ書く

成婚率の低さで何が問題なのか

成婚率が低いということがネットを調べればわかる。

成婚率の測定自体業界にて統一した指標がないため各社がそれぞれの算出方法にて発表している。

ネットをみていると成婚率が低いかもしれないが、本人の努力や出会いを積極的にものにすることで乗り越えられるという意見もある。

よく日本人は努力が好きな民族である。

結果より過程を大事にし、逆境に挫けず困難を乗り越えた人を褒め称える。

しかし世の中の常として美談として挙げられる人の背景には多くの失敗した人間がいる。

だからこそ褒め称えられるのだ。

成功率に拘る理由として低いことは当然そのサービスの提供法に問題があると通常は考えられる。

しかしこの業界は本人にとっての素敵な出会いとか素敵な相手がみつかるというようなスピリチュアルなことを述べる。

当然人間同士なので完璧であるはずはなく欠点や不満に思うことはいくらでもある。

業界として当人同士に任せることが常態化している。

最終的に決めるのは本人同士なのだから本人同士が会えば効率いいと思う。

だが婚活市場にいる連中が誰しもコミュニケーション能力があるわけでもなくその年齢まで売れ残っている以上問題がある。

問題のある者同士が会ったとしても成婚するまで難しいのは当然だと思う。

大人なのだから自分で解決するのが本来ではある。

だがスキル不足以前に対人関係に問題のある人々にフォローが必要である。

方法論を教えずに戦場に送り出すのはいくらなんでもあんまりだと思う。

なにより思うのは婚活市場の平均出資額の高さにある。

儲けることしか考えていない業界でスケールメリットを享受しやすい業界でもある。

そこにあぐらをかいているように思う。

2年ほど出費をすれば社用車程度簡単に買えてしまうほどの金額を投資しても得れるかもわからないギャンブルに身を投じざるおえない人々は哀れでもある。

またコンサルトの人間がこういった業界に身を投じるのは自分自身が恋愛にて強者であったためでもあると推察される。

教師になりたいと奇特な考えを持つ人が学校で虐めにあっていた人がほとんどいない。

それと同じで恋愛で不幸続きな人が婚活市場で働こうとは思わない。

サービスの提供者と受領者のスキルや前提としての知識に差がありすぎるために適切なサービスを提供できていない。

やっていて思うことは恋愛結婚した人にサービスを利用してもらったら何人結婚できるかと考える。

多くの人は書類選考で互いを排除するだろう。

これではサービスとして不適切であると思う。

未熟なサービスで大金と多くの時間を費やし成功率が低いことを棚上げにすること自体不誠実である以前にこの事自体が問題となる。

新規産業で新しいスタイルを持った企業が参入すれば既存の業界はすぐに潰れるだろう。

誰しもが疑問に思いながらも大金をはたいている。

しかし婚活市場が活性化していて収益が増大している今、改革までいかないだろう。