日本の規制が多いことについて
ウーバーの話は海外では何回も出てきている。
階層の上位に位置する話でタクシー会社だけではなく、インフラを変えようとする大胆な発想から生まれている会社だ。
しかし日本はタクシー会社に配慮するように規制を盾に参入妨害をしている。
かつて日本は護送船団方式という戦時中では一切しなかった政策で成長し続けたが、今その肥大化した行政管理によって国家財政は破たんをきたそうとしている。
規制をすることはそこにお金がかかる。
ウーバーのような規制を撤廃し、市場を活性化するような会社は国家にとっても利益となる。
国家は国民を保護の名のもとに規制を作ることをやめる必要がある。
また規制はさらに多くの規制と補助金を必要とする。
一度規制によって守られた団体は、それを当然のこととし、会社も規制ありきで経営するからだ。
そして規制によって市場の流動性が硬直化することでさらに需要のパイが少なくなる。
このことは日本の農業にもいえることだ。
消費者にとって一番いいことが望ましいことであり、規制はその消費者の不利益をこうむらないためのものだった。
しかし消費者という視点を忘れた規制は利益団体の温床となる。
日本の経済と国家財政を考えればそのようなことをしている余裕はもうないのだ。