靖国神社を参拝して思いふけったこと
神保町に本の買出しに行こうと有楽町駅まで来た。
神保町まで歩こうと思い国会議事堂を通り、半蔵門を通り靖国神社まできた。
せっかくなので参拝し、遊就館もみた。
もう三度目なので見飽きた感があった。
フラフラ歩いていると終戦前の玉砕やら自決やら遺書が出てくるゾーンへ入った。
日本が戦争に負けたのは政治家ではなく、軍人が政治を主導したためだと思っている。
外交ベタと勝つか負けるかという二通りの考え方しかできない人間による外交に妥結点を見出すことはできない。
外交的袋小路に入り込んだ末の暴発の結果軍民合わせ320人以上の死者となりかえってきた。
彼らはその外交の犠牲となったのであり、それは国民も含められるが、政治を軍部が制御した結果であった。
70年経とうが日本がこの問題に正面から向かわなければ同じことを何度も起こすだろう。
今の国民や政治家にその心はもっているのだろうか…